本の感想などをつらつらと。


by nino84
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『機動戦士ガンダムF91』

『機動戦士ガンダムF91』(1991)を観ました。DVDの完全版だそうです。

もう何度か観てるんですが、観るたびに新たな発見があります。年をとって見る目が変わったからでしょう。シーブックの父はあんなに格好良かっただろうか。また(ものすごく初歩的な部分な気がするが、)アンナマリーの裏切りはきちんと複線引いてたんだとか、いろいろなことを思いました。あとは、シーブックが母に対して敬語だったのはちょっとした衝撃。

ただ、ロナ家やコスモ貴族主義とかいったものはやはり情報不足が否めないかと思います。たしかに、劇中にはカロッゾ(鉄仮面)が養子であることなど、ロナ家の人物関係はセリフの端々から分かることでしょう。また、コスモ貴族主義がどのような思想であるかということもマイッツァーが少し語っています。しかし、小説でロナ家とコスモ貴族主義について一巻分を用いて説明したものがあのような形で一端だけ見せられても理解しがたいと思います。


小説といえば、小説版はラストシーンが違いますね。映画版のラストは映像で観れば感動もするだろうけれど、あれを文章で読まされるのはちょっと違うような気がするので良いとは思います。あんなまどろっこしいのが嫌いなら小説版をどうぞ。ただし小説は上巻の冒頭から200ページ、永遠ロナ家のお話。また、話の動きだしは映画の学園祭の前からスタートします。全体的に説明が多いのでそのつもりで。情報を補完したい場合には是非もなくどうぞ。

また映画用に作ってあるので、ヤマ場とヤマ場の間に息をつく暇があります。そういう点では現在進行中のZガンダム3部作よりも見やすいのではないでしょうか。ただエンディングのTHIS IS ONLY THE BEGINNINGには賛否両論あるとは思いますが、どうなのでしょう。コスモバビロニア滅びてないしね。根本的に解決してないよと言われても仕方ないというか。
テレビ用の企画がお蔵入りとなったので、仕方ないらしいです。大人の事情というものです。
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by nino84 | 2006-01-10 10:54 | 視聴メモ