「黄金の家」
2006年 10月 27日
「黄金の家」(筒井康隆、『日本以外全部沈没 パニック短篇集』角川文庫収録)を読みました。
俺の家の塀を近所のペンキ屋が黄金色に塗りに来た。意味不明だが、お金も払ってあるという。その直後、家の庭に突然プラットホームがあらわれた。なんでも廃棄物を捨てにきたらしい。
作品としては、わずか5頁の掌編。この作品から、無理に教育的意味を見いだして良いんだか、どうだか…強いていえば人の欲望や執念というのは強いんだということだろうか。
それよりも最後まで読んだときに物語の最初の意味不明な出来事の説明がついて納得できる、そういう読後感の良さといえるようなものを推したい。笑えるか、あきれるか、多分どちらかだろう。
そういえば、多少プロットは異なるものの、ドラえもんにも同じ着想で話があったような気がする。どっちが読みやすいかは人によるのだろう。
俺の家の塀を近所のペンキ屋が黄金色に塗りに来た。意味不明だが、お金も払ってあるという。その直後、家の庭に突然プラットホームがあらわれた。なんでも廃棄物を捨てにきたらしい。
作品としては、わずか5頁の掌編。この作品から、無理に教育的意味を見いだして良いんだか、どうだか…強いていえば人の欲望や執念というのは強いんだということだろうか。
それよりも最後まで読んだときに物語の最初の意味不明な出来事の説明がついて納得できる、そういう読後感の良さといえるようなものを推したい。笑えるか、あきれるか、多分どちらかだろう。
そういえば、多少プロットは異なるものの、ドラえもんにも同じ着想で話があったような気がする。どっちが読みやすいかは人によるのだろう。
by nino84
| 2006-10-27 23:43
| 読書メモ