本の感想などをつらつらと。


by nino84
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『ジョジョの奇妙な冒険 ファントム・ブラッド』

『ジョジョの奇妙な冒険 ファントム・ブラッド』を観てきました。

19世紀、イギリス。ロンドン郊外に住むジョースター卿は恩人の息子であるディオ・ブランドーを養子として迎える。しかし、ディオはジョースター家の乗っ取りを考え、卿をひそかに毒殺しようと画策する。だが、その企みは卿の実子であるジョセフ・ジョースター(ジョジョ)によって暴かれ、彼の命運は尽きたかと思われた。しかし、そのときディオは古代アステカの民の遺産である「石仮面」を被り、叫ぶ。「俺は、人間をやめるぞ!」
ディオを人外の存在にしてしまった責任を感じたジョジョは、彼を倒すために旅立つ…



男性1000円デーということだったので、思わず観てきました。
それにしても、改めてストーリーを追うと、かなり悲惨な話なのを再確認させられます。また、時間的な都合もあるのでしょうが、ジョジョとディオの対立のみに焦点が絞られ、関係がわかりやすくはなっているように思います。

ただ、そのような編集の結果、魅力的なキャラクターが全く登場しなくなってしまったのも事実で、そのあたりは少し納得がいきません。スピードワゴンは陰も形もありませんし、ブラフォード、タルカスの二人は原作を読んでいない人にはその存在が認識できない状態になっています。他にもストレイツォたちがいなかったり…。主に時間的な制約からでしょうから、仕方のないことではあるのですが、少し残念ではあります。
カルタスがその他大勢の一人になってしまったことで、ツェペリさんの運命をどうするつもりなのかと思いましたが、かなり力技で実現させていました。が、なんだか違和感はありました。

原作20周年、しかもあえて第一部の映画化なのですから、メインターゲットは大きなお友達、原作ファンのはずなので、時間がないなりにブラフォードたちはちらっと出してみたという感じなのでしょうか。でもそんな扱いなら、いっそいないほうが良かったような気がします。
第二部の映画化は特に聞かないので、そういう意味ではスピードワゴンやストレイツォがいないのは、まぁ、仕方ないかなと思えます。こういうあきらめ方が出来るので、特にブラフォードたち二人が出てきた意味がわからないな、と…。


全体的には、登場人物を絞るなどして、かなり簡潔な物語になったな、というのが印象ですが、それに加えて、荒木さんの絵や擬音がどれだけジョジョの世界を構築するのに役立っているのかということを強く感じました。アニメ絵だと首が飛ぶ等の演出から、どうしても『北斗の拳』と被ってしまうんですよね。特に第一部は素手で単純に素手での殴り合いが多いですし。
キスされてズキューンとか、頑張ってその雰囲気を出そうとしていたようですが、音楽ではやっぱり文字の印象に勝てないという感じでした。
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by nino84 | 2007-02-27 17:13 | 視聴メモ