本の感想などをつらつらと。


by nino84
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『時効警察』

『時効警察』(三木聡、岩松了、園子温、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、塚本連平、角川文庫)を読みました。

総武警察所、時効管理課の霧山修一朗は、趣味で時効になった事件を独自に捜査することを思い立つ。


以前テレビドラマで放送していたものの、ノベライズ作品です。もともと、小ネタが面白いドラマで、笑いながら観ていたのを思い出します。ちなみに、放送全9話を丸ごとノベライズし、さらに書き下ろしの短編が加えられていますので、かなりボリュームのある文庫になっています。

さて、本作の売りといえば、細かい小ネタの応酬だと思います。で、果たして文章でそれが伝わるのか、描けるのか、と思っていましたが、結局、僕は前に観たことのある作品ですから、それを思い出して補完してしまうので、「個人的には」全く問題なく楽しめました。
たぶん観たことのない人でも楽しめると思いますが、映像では絵ヅラそのものが面白かったりするので、ぜひ映像を観ることをお勧めします。
4月から『帰ってきた時効警察』としてシリーズ第2弾の放送が始まるそうですから、そちらを観ていただくのもいいかもしれません。地域によっては放送がとても遅いということもありますが…。


ただ、やはり小ネタが中心になりすぎているように感じる部分もあると思うので、そのあたりは好みが分かれるでしょう。もちろん、事件を解決するということで人間ドラマを描かないわけではないですが、殺人事件をこうやって笑いで混ぜっ返すのを良しとしない方もいるでしょうから。
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by nino84 | 2007-03-30 16:11 | 読書メモ