とりあえず、なんか微妙…。詩人の書く文章ってのはこういうものなのだろうか?それとも、翻訳に問題があるのだろうか?
よく分かりませんが、なんか受け付け難い作品でした。逆に、よく分からないから、受け付け難いのかもしれません。
閑話休題。物語は、ある少年が雪合戦で雪玉をぶつけられ、倒れることから動き出す…。その少年は、雪玉によって傷つき、勉強をあきらめざるを得なくなった。彼とその姉を中心に、子どもたちの不思議な関係が描かれていくことになる。
この作中では、少年とその姉は永遠の子供だ。あるいは、そういたいと願っているだけかもしれないだが。
友人から干渉を受けようと、2人は外の世界へ積極的に出ては行かない。いずれかが外の世界と関わりを持つようなことがあれば、片方が全力でそれを阻止する。一方で、子どもでいようとする限りにおいて、彼らは外から人を受け入れる。子どもの世界ならば、そのような狭い世界も可能であろう。しかし、彼らは成長してしまう。時間は彼らが子供であることを許さない。
成長によって、人は外へと出なくてはならなくなる。それを拒みつつけた姉は、結果的に弟を死に追いやる。それが、世界の終わりであると気づき、彼女も弟の後を追う。
しかし、そうした行為によって、彼らは永遠の子どもであることを続けた…。
ごめんなさい。自分で勝手に物語を作ったような気もする。
解説を参考に考えると…「好きだから。一緒にいたいから。それを妨げる要因があるならば、たとえ相手が傷つこうと全力でそれを排除する。」っていうことかなぁ…。まぁ、確かにそういうのが子どもだろう。
他人を理解しない、しえない。他人は自分と同じ存在である。そういう感覚を持っているのは。
…えっと、あれです、一見難しそうなことを行っておけば、なんとなく正しそうに見えるという。いや、こういう公のところに書くのだから、むやみやたらに書くべきではなのだろうけれど、自分の考えを整理するためにも、「書く」という行為は有効だと思う。意外と。ということで、納得して頂けませんか?
結論。
僕には、詩人の文章は読めません…。抽象的すぎるんだよ、なんか。